投稿者: TakatukiMaki
「六十年タイムマシン」飯野文彦
還暦を迎えた。本来ならお祝いもかねて、甲府の中心で飲み歩きたいところだ。しかし…
「無職の俺が幼女に転生したがとんでもないディストピア世界で俺はもう終わりかも知れない(略称:ディスロリ):第13話」山口優(画・じゅりあ)
<登場人物紹介>・栗落花晶(つゆり・あきら) この物語の主人公。西暦二〇一…
「行き場のない言葉『レゴリス/北緯四十三度(林美脉子)』書評」川嶋侑希
「深田亨の3or4(スリー・オア・フォー)・『四季』」深田亨
<春の季語> 【啓蟄(けいちつ)】 ああもうなんで起こしてくれないのよ。 だって…
「夏来にけらし」青木和
「〈半過去時〉から来たUFO 半村良論覚書」大和田 始
「面倒な家」江坂遊
わたしがよく振り向く理由かぁ、それはこんな出来事があったからなのよ。 入口ドアに…
「うちにかえろう」深田亨
マルマルは解離性同一性障害、つまり多重人格と診断されたが、本当はそうではなかっ…
「我が家の味」八杉将司
病気で妻に先立たれてしまった。 風呂場で突然倒れてそのまま帰らぬ人となった。 …
「人体縮小薬」橋本喬木
博士のお手伝いのため、一日中実験の観察を続けていた助手のネギ君。ずっと目を凝ら…
「手つなぎ鉄道心中」江坂 遊
ドアが開いた。ふとこのまま先に行ってみようかと思いたち、降りるのをやめた。 汽…
「月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.203『エクリプス・フェイズ ソースブック サンワード』特集!」岡和田晃
「月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.203『エ…
「鴉の右目の物語」仁木稔
新刊紹介「ナイトランド・クォータリー増刊『妖精が現れる! コティングリー事件から現代の妖精物語へ』」忍澤勉
「アイルランド人と仲良くなりたければ、妖精の話をすればいい」という台詞があるのは…
「紅茶きのこの話」白川小六
弟が生まれる少し前だから、二〇四〇年頃のことだ。第三次紅茶きのこブームというの…
「LIVE」八杉将司
学者が、人工知能である私に自我があると認めた。 それが発表されると世界中で議論…
「春の遺伝子――公開戯曲読解」関竜司
「春の遺伝子――公開戯曲読解」(岡山県天神山文化プラザ)関 竜司(日本SF作家ク…
「サンクチュアリ(後編)」伊野隆之
インプラントを埋め込んだ手術跡が消える間もなく、僕は同じように外に出ることを選…
「新刊紹介『Crunchy with Ketchup』あるいは自己翻訳の話」 伊野隆之
なかなかピンとこない英語のタイトルですが、機械翻訳にかけても「ケチャップでカリ…
「(株)頭のネジ買取センター」吉澤亮馬
耳の中がごろごろする。鮭(さけ)原(はら)は頭を傾けて何回か叩いた。 こつん。…
「サンクチュアリ(前編)」伊野隆之
秋が深まるにつれて、外での感染者数の報告が増えていった。状況は、五年前の大流行…
「家族警報」川島怜子
テレビを見ていたら、天井についている警報のアラーム音がなった。家族警報が発令さ…
「不死鳥の巣」江坂遊
ピレウス港の「ならず者酒場」にゼータが顔を出した。 ゼータは腕相撲とウォッカの…
新作紹介『トーキングヘッズ叢書THNo.87 特集・はだかモード』高槻真樹
多方面に知的刺激を発信し続ける季刊アート誌『トーキングヘッズ』の最新87号が出…
「月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.202「『エクリプス・フェイズ』シナリオ 紅塵のイベント・ホライゾン」岡和田晃
「月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.202「『…
「ディスロリ:第12話」山口優(画・じゅりあ)
<登場人物紹介>・栗落花晶(つゆり・あきら) この物語の主人公。西暦二〇一…
「遺書」天野大空
「遺書」天野 大空 私の命はもう長くありません。だから最後に残された全ての時間…
ブルガーコフ私論。「巨匠とマルガリータ」を語るための序論――イカロスの神話を超えて(第三回)。木蓮更紗(SF愛好家)/監修:大野典宏
(二)犬から人への自然退化 犬から人間へと変えられてしまったシャーリクは自分で名…
「Utopiaの影」伊野隆之
『……何で、あっさり殺しちまわない?』 ぐったりとした三人目の警備員の体を、廊下…