「月刊アナログゲーム情報書籍「Role&Roll」Vol.224『エクリプス・フェイズ』シナリオ「ノヴァ・ヨーク、うどん侵略」」 文:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、監修:岡和田晃、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)

「月刊アナログゲーム情報書籍「Role&Roll」Vol.224『エクリプス・フェイズ』シナリオ「ノヴァ・ヨーク、うどん侵略」」

文:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、監修:岡和田晃、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)

 岡和田晃

 TRPGをはじめとしたアナログゲームの生命線は、公式でのサポートの継続で、「Role&Roll」はそれを担い続けてきた媒体です。印刷された書籍のみならず、電子書籍版も展開されていますよ。
 このたび発売された「Role&Roll」Vol.224は、「Role&Rollの20年~これまで&これから~」と題した節目の号です。
 今号は『エクリプス・フェイズ』のシナリオ「ノヴァ・ヨーク、うどん侵略」が掲載されています。

 
 小惑星帯(メインベルト)で繁栄するハビタット、ノヴァ・ヨークがうどんに侵略されている。首をひねるような情報に、急行したセンティネルたちの見たものは……。

 もはや定番となった感も否めない、ユーモアSFシナリオです。そのものずばり、うどん侵略って何なの? という宇宙的な恐怖が扱われるわけで……。
 しかし、設定考証はしっかりしておりますし、舞台となるハビタットのノヴァ・ヨーク(9メティス)の設定は『Rimward』からの抄訳も付録しており、この舞台をもとにオリジナルのシナリオを作成することも可能です。
 

 次号から「Role&Roll」は隔月刊となり、年3回発売予定の、動画から入ったライトユーザー向けのムック「セッションデイズ」と並行した出版体制になりますが、『エクリプス・フェイズ』のサポートは従来と変わらないペースで「Role&Roll」にて続けられる予定ですので、どうぞご安心ください。
 そもそも、新たな『エクリプス・フェイズ』シェアード・ワールド小説である『ザイオン・イン・ジ・オクトモーフ~イシュタルの虜囚、ネルガルの罠』(伊野隆之著、アトリエサード)も刊行されたばかりです。
 

 先だっての日本SF大会では、『ザイオン』発売を記念し、伊野隆之氏のサイン会も行われました。

 日本SF大会では、「今どきの海外TRPG事情~古典作品の最新版からインディーゲームまで~」というパネルが、朱鷺田祐介・待兼音二郎・中村俊也・岡和田晃をパネリストとして行い、好評を得ました。
 当日は参加してくださった伊野隆之・岩田恵の各氏にもご発言いただきましたよ。
 9月3日には、TRPGサークル幻界堂の主宰する「朱鷺田先生オンリーコン」でも、『エクリプス・フェイズ』の卓が立ちますので、この機会に、ご参加いただけますとありがたく存じます。