ここで紹介するブックレビュー二本は、一九九三年と一九九四年、それぞれの書籍が発…
投稿者: TakatukiMaki
新作紹介「TH88」高槻真樹
「我が死を悼む」片理誠
こんなことに何の意味があるのかは自分でも分からない。でも決めたんだ。どんな手を…
「ミダスの末裔」荒居蘭
「長老」が死んだ――。 仲間から知らせを受けたのは、ちょうど貴重な丸薬を飲みこ…
「無職の俺が幼女に転生したがとんでもないディストピア世界で俺はもう終わりかも知れない(略称:ディスロリ):第14話」山口優(画・じゅりあ)
「死の記憶と義体の産声、共振する<エクリプス・フェイズ>――岡和田晃編『再着装(リスリーヴ)の記憶』書評」忍澤勉
「不思議な転校生」江坂遊
「遊侠山野浩一外伝」大和田始
遊俠山野浩一外伝 あるいはフリーランド狂い文・大和田始 え・樺良太郎 ■男はつら…
「マリー・アントワネットの天気予報」佐藤昇
「マリー・アントワネットの天気予報」佐藤昇 《おことわり》 本作は「NW-SF…
「彼女の観察者によって裸にされた少女、さえも エスキス大島弓子論覚書 半過去時活用法 その一」大和田始
La jeune fille mise à nu par sa observat…
「生まれ変わりますか?」八杉将司
「生まれ変わりますか?」 気味悪いほど淡々とした女の声が、自分の耳に響いた。 視…
「『監視⇔監視』――『エクリプス・フェイズ』ソロアドベンチャー「流れよわが涙、と監視官は言った」リプレイ小説」齊藤(羽生)飛鳥
「六十年タイムマシン」飯野文彦
還暦を迎えた。本来ならお祝いもかねて、甲府の中心で飲み歩きたいところだ。しかし…
「無職の俺が幼女に転生したがとんでもないディストピア世界で俺はもう終わりかも知れない(略称:ディスロリ):第13話」山口優(画・じゅりあ)
<登場人物紹介>・栗落花晶(つゆり・あきら) この物語の主人公。西暦二〇一…
「行き場のない言葉『レゴリス/北緯四十三度(林美脉子)』書評」川嶋侑希
「深田亨の3or4(スリー・オア・フォー)・『四季』」深田亨
<春の季語> 【啓蟄(けいちつ)】 ああもうなんで起こしてくれないのよ。 だって…
「夏来にけらし」青木和
「〈半過去時〉から来たUFO 半村良論覚書」大和田 始
「面倒な家」江坂遊
わたしがよく振り向く理由かぁ、それはこんな出来事があったからなのよ。 入口ドアに…
「うちにかえろう」深田亨
マルマルは解離性同一性障害、つまり多重人格と診断されたが、本当はそうではなかっ…
「我が家の味」八杉将司
病気で妻に先立たれてしまった。 風呂場で突然倒れてそのまま帰らぬ人となった。 …
「人体縮小薬」橋本喬木
博士のお手伝いのため、一日中実験の観察を続けていた助手のネギ君。ずっと目を凝ら…
「手つなぎ鉄道心中」江坂 遊
ドアが開いた。ふとこのまま先に行ってみようかと思いたち、降りるのをやめた。 汽…
「月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.203『エクリプス・フェイズ ソースブック サンワード』特集!」岡和田晃
「月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.203『エ…
「鴉の右目の物語」仁木稔
新刊紹介「ナイトランド・クォータリー増刊『妖精が現れる! コティングリー事件から現代の妖精物語へ』」忍澤勉
「アイルランド人と仲良くなりたければ、妖精の話をすればいい」という台詞があるのは…
「紅茶きのこの話」白川小六
弟が生まれる少し前だから、二〇四〇年頃のことだ。第三次紅茶きのこブームというの…
「LIVE」八杉将司
学者が、人工知能である私に自我があると認めた。 それが発表されると世界中で議論…
「春の遺伝子――公開戯曲読解」関竜司
「春の遺伝子――公開戯曲読解」(岡山県天神山文化プラザ)関 竜司(日本SF作家ク…
「サンクチュアリ(後編)」伊野隆之
インプラントを埋め込んだ手術跡が消える間もなく、僕は同じように外に出ることを選…