「『鈍腕センティネルは今日も断崖絶壁』――『エクリプス・フェイズ』ソロアドベンチャー「哀しみのオルガスマシン」リプレイ小説」 齊藤(羽生)飛鳥


【おことわり】
 本作は、「Role&Roll」Vol.200に掲載された『エクリプス・フェイズ』のソロアドベンチャー「哀しみのオルガスマシン」をプレイし、その模様を小説風に再構成したものです。同作の核心に触れますので、あらかじめご承知のうえお読みください。


自分、姓は、ゴーチエ。名は、ドミニク。
ファイアウォールのセンティネルをやっているッス。
ジェンダー・アイデンティティは、無性ッス。
でも、無性だからと言って、無欲とは違うッス。
むしろ、エロティックな娯楽、大好物ッス。
セレブのイケない裏生活とか、興味津々ッス。
今も、エロティックな妄想をして、興奮しているところッス。
そうでもしてないと、とてもじゃないけど、摂氏498℃の金星の地表で作業に耐えられないからッス。
信じられない高温に加えて、トルネード状の時速360km超えの強風も襲いかかるし、気圧は約100気圧。
500℃まで耐えられる極高熱防護、5000気圧まで耐えられる超高圧適応の機体強化が施されたQ-義体でないと、金星の地表で仕事ができないッス。
でも、それは体だけのこと。
まず、精神が崩壊するッス。
だから、エロティックなことを考えて、自分を元気づけているッス。
はあ……いくら自分で志願した潜入任務とは言え、金星の年季契約労働者役は、非常にしんどいッス。
雇用主の「大ルシファー鉱業」は、黒い噂が絶えない企業だから、その証拠を探ってこいとの命令ッスけど、ブラック企業と噂が流れた時点で、さっさとファイアウォールの一流ハッカーを使って組織を機能不全にしてぶっ潰した方が、よっぽどセンティネルの負担が減るッス。
でも、そんな再起可能な潰し方より、不正の証拠をつかんで二度と浮かび上がれないように叩きのめした方がいいと言うファイアウォールの幹部達の意見によって、自分は硫酸の雨を浴びながら、今日も悲惨を絵に描いた環境で働いているッス。


自分は金星の地表にて石英義体の8本足を器用に操り、採掘された功績を車両に乗せて運搬しているッス。こんな作業ばかりしていると、自分が人間なのか、単なるコンピュータ脳を搭載したポッドなのか、わからなくなってきそうッス。
もっとわからないのは、「大ルシファー鉱業」の経営方針ッス。
優秀なポッドやAIを搭載したロボットがたくさんいるのに、彼らを採用せずに石英義体に着装した人類を雇って過重労働させているッス。
これにより、労働者達から多くの恨みを買うリスクを背負うことになるのに、いまだに業務改善する気配がないッス。大ルシファー鉱業の経営陣は一度、バックアップをアンインストールする必要があるッス。
色々と物申したいことはあるッスが、本を質せば、こんなきつくて危険な任務を志願したのは、他ならぬ自分自身。
前のミッションを華々しく失敗し、みっともなく死んでしまって、バックアップから復活させてもらった借りを返すためだったッス。
しかも、ファイアウォールから、スキルウェアとスキルソフトを支給してもらっているから、仕事に必要な技能を習得済みッス。
ぼやいていないで、ちゃんと労働して周囲の信頼を勝ち取って潜入調査を成功させるッスよ。
そうやってせっかく気持ちを切り替えたそばから、異変が発生!
空から瓦礫が降り注ぎ、悲鳴を上げる間もなく、巻きこまれて木っ端みじんになっていく労働者達の最期の姿を目撃してしまったッス!
真面目に働いていただけなのに、どうしてこんな死を迎えねばならないんスか?
たとえ文明や文化が進んでも、この疑問にだけは世界は答えてくれないんスよね……。
助かった喜びに浸るよりも、呆然としながら、自分は本日の労働を22時間で終えたッス。


連日のように22時間労働。いくら義体が合成義体で肉体的疲労がなくても、精神的にやつれてくるッス。
年季契約者用のシェルターでのひとときの休憩で、心を休めたいッスけど、地下チンチロリンに参加して、労働者達の実態を探らなければならないッス。
自分、ギャンブルは得意ではないッスけど、任務のためッス。
頑張って地下チンチロリンをするッスよ。
賽は投げられた。ルビコン川を渡るッス。
エイヤ!
数秒後、自分は大勝ちしすぎたために、周囲から痛いまでの嫉妬の視線を送られたので、そそくさと試合から抜けたッス。
「あいたっ!」
抜け出たところで、顔見知りの労働者・ハインズとぶつかってしまったッス。
「ハインズ、大丈夫ッスか? 何か顔色が悪いッスよ?」
石英義体だから、顔色も何も変わりようがないんスけど、不思議なもので雰囲気で今の彼の顔色が悪いように感じられたッス。
「ドミニクか。なに、実はよ。ダチのクラヴァが、今日の事故で死んじまった。俺は確かにこの目で見た。彼女は契約終了まで、あと、たった4日を残すばかりだったんだ。満了したら、Aクラスの生体義体を買うんだと言ってたよ。なのに……」
そこから先、ハインズは言葉を詰まらせたッス。
今日の事故と言えば、自分も危うく巻き込まれかけて危なかったッス。
もしや、逃げる時、自分はクラヴァを押しのけて生き残ってしまったかもしれないッス……。
この職場、こまめにストレスに襲われすぎッス!
「ところで、ハインズはあの事故の原因は何だったか、知っているッスか?」
クラヴァを押しのけて助かったかもしれない、恐ろしい疑惑がこみ上げてきたものの、クラヴァの死の最大の原因は事故で、自分ではないことに気づいた自分は、何か知っていそうな気配のあるハインズに訊いてみたッス。
「金星の空中都市には、大ルシファー鉱業の遠隔操縦者がいる。あいつらがミスったんだ。いい気なもんだぜ。安全なストレージが確保できているから、自分の身に危険が及ぶことなく、いくらでも俺たちを使い捨てられるっていう寸法だ」
「……遠隔操縦者の職があるなら、自分ら労働者もそちらに回し、地表の採掘作業をすべてロボットにまかせればリスク回避になるし、経費削減にもなるのに、それをしないなんて、大ルシファー鉱業の経営方針は意味不明ッスね」
よその企業では、遠隔操縦者は人間が、危険な地表作業は危険を好むように設定されたポッドが、それぞれ役割分担して経営をして利益を得ているから、本当に意味不明ッス。
「あいつらは、人が苦しむ姿を見るのが最高の娯楽だから、あえてそういう経営をしているのさ」
「どんな鬼畜ッスか!?」
「鬼畜か。もっとすごい鬼畜を俺は知っているぜ。俺は金星の空中都市である、星間大企業のマイニング・コンサーン社にバックアップを人質に取られているんだ。金星の空中都市の同盟であるモーニングスター・コンステレーションの有力な支援企業だ。あいつらは、契約の抜け穴を突いているんだ。俺の精神のバックアップを預けているんだが、あいつらは俺が死んでも、俺のバックアップをコピーし、アルファ分岐体に仕立て、別の俺を送りこむという手筈だ」
自分、あまりの無間地獄っぷりに、思わず絶句したッス……!!
「つまり、俺はこの構造を変えてしまわない限り、決して死ねないわけだ」
安定した労働力を確保するためではなく、無間地獄で苦しむあえぐ労働者達を見て娯楽にするのが目的の構造。
現代社会には、たくさんの娯楽が満ち溢れていて、特にエロティックな娯楽なんて人類史上最高なまでに千差万別の種類があって充実しているのに、あえて加虐を娯楽とするなんて、まさに鬼畜の中の鬼畜。キング・オブ・鬼畜ッス!!
社会の上層部に、こんな鬼畜がいるから、人知を超えたシードAIに進化したティターンズみたいな軍用AI群が、人類を人間と認識できずに反旗を翻して大破壊を起こしたんじゃないッスか?
そんな仮説を立てたくなるほど、マイニング・コンサーン社と大ルシファー鉱業の経営陣の人間味の薄さが桁違いだったッス。
ハインズと別れた後、何とかしようと考え事をしていると、刺激的なポルノXP(体験再生)に気を取られている石英義体とぶつかってしまったッス。
そうそう、人類最高の発明品であるポルノXPがあるのだから、労働者をいたぶって無間地獄に落とすのを娯楽にする必要なんてないッス。
上層部に属していても、底が浅い人間どもに、このポルノXPの素晴らしさを説く機会があったら、22時間ほど語りたいッス。
「てめえ! せっかく水性ペンと油性ペンがキャップ交換するクライマックスだったのに邪魔するなよな!」
こいつも、『水性ペンと油性ペン、禁断の恋を覗き見しちゃうぞ☆』ポルノXPを見ていたッスか。
かなりの上級者ッスね。こんな状況でなければ、語り合いたかったッス。
けれども、周りが戦って決着をつけろと囃し立ててきたので、仕方なく戦う羽目になってしまったッス。
人間の意思は、どんなに文明や文化が発達しようとも、周囲に容易く流されてしまうものッスね。そう考えると、文明の発達も文化の爛熟も、人間存在の根源にまで何ら深い影響を与えていないってことになるので、むなしいものッス。
ちょいと哲学的になりつつ、自分は石英義体と渋々格闘して勝利を収めると、やっとのことでファイアウォールのプロクシ(連絡役)であるジェスパーに、携帯型QE通信機で報告できるッス。
自分が見聞きしたことを報告すると、ジェスパーはしばし沈思黙考したッス。
それから何か深しげな文言を唱えて、指をパチンと鳴らした、気がするッス……。


気がつくと、自分は8本脚の石英義体から、愛玩用義体のプレジャー・ポッドに再着装していたッス。
「ドミニク、君の新たな任務は、素性を悟られないようにしながら、カタリンと呼ばれるプレジャー・ポッドを追うことだ。彼女は、火星のヴァレス新上海にあるブンラク(文楽)・パーラーと呼ばれる娼館で売れっ子となっているらしい」
「つまり、潜入捜査のためにブンラク・パーラーに就職すればいいッスね? 了解ッス! 自分、エロティックな娯楽と歌唱と変装は得意なので、任せて下さいッス!」
ジェスパーとの通信を終えると、自分はさっそく新しく再着装したプレジャー・ポッドに程よくエロい服装と水商売っぽいメイクを施し、ブンラク・パーラーの採用面接試験を受けに行ったッス。
偽の素性は、歌手志願だけど、いまだに芽が出ないので男友達に紹介された話を鵜呑みにして小遣い稼ぎに苦界に身を沈めに来た、辺境出身の世間知らずの小娘ッス。
「いいね、君! オイラン(花魁)に採用! 源氏名は、鞍理主水(クラリモンド)だ!」
「ヤンキー風の源氏名ッスか! かっちょいいッスね!」
こうして、うまくブンラク・パーラーに潜り込むことができた自分は、他のオイラン達のように、さまざまな技芸で客を喜ばせながら、カタリンの足跡を追うことになったッス。
「鞍理主水オイラン、歌を一曲頼むよ」
「はいッス!」
「鞍理主水オイラン、エロティックな娯楽を頼む」
「では、エロエロ甘々な声で、『死霊の恋』を朗読するッス!」
……この仕事に就いて、悟ったッス。
金星の地表で労働していたのとは、別種のストレスが半端ないッス。
昔の日本の遊郭を模しているせいか、ただエロいことして終了の通常の店とは違って、客の知性と教養に合わせたトークをしないといけないし、客を動かさないために絶えず気を配っていなければならないといったように、エロ本番に入る前の雰囲気作りがえらく念入りなもので、エロはエロだけという、エロに対する今までの自分の認識の浅さを実感させられ、自己嫌悪によるストレスが貯まるッス。
エロを最高の娯楽にまで高める工夫にしのぎを削った昔の日本人達、マジすごいッス……。
そんな尊敬が芽生えるほど、パーラーになじんできたところで、自分は気になることができたッス。
それは……。


「鞍理主水オイラン、知っているかな? このお店、三合会(トライアド)がバックについているようなんだ」
馴染みになってくれた客が、寝物語で滔々と語り出したッス。
膝枕をしながら耳掃除をしていた自分は、おとなしく客の話の続きを待ったッス。
「しかもだね、あの『チャーリー・ボーイ』と組んでいるようなんだ」
「チャーリー・ボーイとは、どなた様でありんすッス?」
「惑星連合の有力者だよ。いい気なものだよ、有力者って奴は。富と権力をフルに使って、カタリンオイランを身請けしたって話だからね」
自分が追いかけていたカタリンが、すでにチャーリー・ボーイなる男に身請けされ、このパーラーにいないとは、思わなかったッス!
これは任務失敗ってことになってしまうんスか!?
ジェスパーにすぐさま報告した方がいいか、それとも、もっと情報を集めてからの方がいいか、迷うッス……。
カタリンが身請けされたことを知った次の日、自分はブンラク・パーラーのラウンジでくつろぎがてら、眼内像で金星で起きたニュースを見ていたッス。
何せ、お客様からどんな話題を振られても打って返せないと、この業界では生き残れないッスからね。ニュースによる社会勉強は大事ッス。
しかも、このところ火星では金星で起きた事故の話題でもちきりッス。
地表で働いていた30名を超える労働者の大脳皮質記録装置が回収不能となって、永久の死を迎えたのだから、大惨事ッス。
30人の死者達は、貧しさゆえにストレージの代金を支払えなくて、バックアップ経由の復活も不可能だったからとのことッスが、命が金によって左右される「格差」は是正すべしと、こんな社会の構造を作った上層部に責任ありとの世論が、金星からこの火星にも飛び火してきたッス。
金星の大惨事を報道したのは、モーニングスター・コンステレーションの特使、ヴィージャ。男女二元論を超えた複数性のある美をたたえたニュースキャスターさんッス。
外見問題は遠い過去の話になったけれども、美を求める人間の意識には変わりがないことを思い出させてくれるヴィージャさんッス。
しばし、ヴィージャさんの義体を作った職人の技術の凄さに思いを馳せているうちに、いきなりヴィージャさんの映像に怒りのコメントが上書きされて、映像がコメントの文字で真っ黒になってしまったッスよ!
いったい、どうしてこんなことになったんスか? 
何やら、セレブのゴシップの予感が漂って来たッスね!
セレブのゴシップが、はでに報道される時、決まって裏では社会的にも政治的にも大きなスキャンダルが起きているものッス。
セレブのゴシップほど、上層部の不正や汚職、悪事と言った巨大なスキャンダルを隠せるものはないから、そういう組み合わせになるんスよね。
すなわち、セレブのゴシップの裏に上層部のスキャンダルありッス!
だから、自分、セレブのゴシップ、大好物ッス!
このために磨き上げた情報保安技術を駆使して、自分はヴィージャさんに向けられた非難を正確に把握しにかかったッス。
すると、何者かがハッキングを仕掛け、眼内像を上書きしてヴィージャさんがあたかも災害での死者達を侮辱する発言をしているように加工が施されているのが判明したッス。
こんなことをする勢力と言ったら、ヴィージャさんと対立しているので有名な惑星連合のジュー外交官の手の者ッスね。
調べてみたら、やっぱりそうだったッス。
自分が確信してスッキリしたところで、眼内像が人気番組「徹底ナマ討論!」になったッス。
ヴィージャさんと惑星連合のジュー外交官がこの問題を討議するみたいッスね。
ジュー外交官は、新進気鋭の切れ者で、モーニングスターコンステレーションの年季契約労働者の使い捨てを、金星改革党と組んで、鋭く糾弾していることで知られているッス。
でも、本当に評判通りの人なんスかねぇ?
ちょいと調べてみるッスか。
……て、まずいッス! 
うっかり、調査のプロセスで足跡を残してきてしまったッス!
このままだと、相手から刺客が放たれて、自分、消されてしまうッス!
早く逃げないと……!
その時、自分が休んでいたブンラク・パーラーのラウンジの片隅に飾られていた人間大の日本人形が動いたことに気づいたッス。
あれは、確か「フジムスメ」とかいう日本人形だったッス。
でも、いつの間にか、持っている藤の花がレーザー・パルサーに変わっているッス!
あの日本人形は実は義体で、刺客が再着装したんスね!
「あなたの大脳皮質記録装置、頂戴いたします」
「ようは、『お命頂戴いたします』ってことッスよね? まっぴらごめんッス!」
刺客にエゴ・ハンターを使うとは、警告をすっ飛ばして抹殺ッスか!
自分、思ったよりも真相に肉薄できていたみたいッスね! 本人、全然わかってないっすけど!
日本人形は、レーザーパルサーをセミオートで容赦なく撃ってくるッス。
一方、自分の装備は人工爪(サイバークロー)だけ!
ひのきの棒で魔王を倒しに行くのに匹敵する難行ッス。
だけど、大脳皮質記録装置を守るためッス。
ここは断固として戦うッスよ!


窮鼠猫を噛む。
そんなことわざを思い出す頃には、エゴ・ハンターをまいた自分は、ブンラク・パーラーの外にあるダストシュートの中に両手足を踏ん張っていたッス。
こういう状況を「何とか追手を振り切り」と表現するんスね。
エゴ・ハンターは、自分が外へ脱出したと思いこんでいるッスから、今こそジェスパーとコンタクトできるッス!
「ドミニク、潜入捜査ご苦労。大変だったろう。ありがとう」
「そうは言っても、自分でもどこまでつかめたのかわからないから、お礼は早いッス」
念のため、そんな前置きをしてから、自分はこれまでのことをジェスパーへ報告したッス。
報告が進むにつれ、ジェスパーの声が不安と緊張でこわばるのが伝わって来たッス。
「ドミニク、ここから先の任務は、君には重すぎる。君は帰って来たまえ。後はベテラン・エージェント達の領域だ」
「ありがとうッス」
自分がお礼を言ったそばから、ジェスパーは不可思議な文言を唱え、パチンと指を鳴らした、気がするッス……。
気がつくと、自分はファイアウォールの支部にある、本来の義体に戻っていたッス。
8本脚の石英義体でなければ、プレジャー・ポッドでもない、よく言えばぱっと見クリスタル・ボ〇イ似、悪く言えば中古のお買い得品の義体ッス。
前のミッションでの失敗を、これで返上できたのか、いささか微妙ッスけど、返せてなかったら、また次のミッションをこなすまでッス。
「さあ、どんなミッションも、どんと来いッス!」
「いい意気込みだ、ドミニク。ところで、また金星の年季契約労働者の中に潜入する任務があるのだが、志願する気はあるかね?」
久しぶりにリアルで対面したジェスパーの背後に、自分は死神と疫病神を幻視したッス……。

(完)
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