「『監視⇔監視』――『エクリプス・フェイズ』ソロアドベンチャー「流れよわが涙、と監視官は言った」リプレイ小説」齊藤(羽生)飛鳥

【おことわり】
 本作は、「Role&Roll」Vol.193に掲載された『エクリプス・フェイズ』のソロアドベンチャー「流れよわが涙、と監視官は言った」をプレイし、その模様を小説風に再構成したものです。同作の核心に触れますので、あらかじめご承知のうえお読みください。


私の名前は、ジャータカ・ジャクソン。
ジェンダー・アイデンティティは、女。
10年前にティターンズと呼ばれる戦闘機械が地球文明を崩壊の瀬戸際まで追いやった“大破壊(ザ・フォール)”の多くの犠牲者の一人。
そして、彼らの一部が大脳皮質記録装置を回収され、デジタル化された精神を抽出されて義体を着想して再び地上で活動しているように、私も同様に再-複写人格・フラット義体の体で活動している。
そんな私は今、木星の月とも言えるカリスト内にある「ゲデル」という北欧神話由来のハビタット(人工居住区)で、新たな任務に従事中だ。
ところで、カリストは、隕石を避けるために都市の大半は地下に建造されている。
私が今いるゲデルは木星の保護領としての性格を強く有し、木星共和国と同等のイデオロギーを奉じている。


木星のイデオロギーとは何か、地球出身者にはピンとこないけど、ようするにバイオ保守主義だ。
ひらたく言えば、体が全部機械化されている合成義体も、ポッド(AIが動かす培養人間)も、知性化種(蛸型義体のように動物へ知性を与えた存在)なども忌避されている。
……忌避と言えば聞こえはいいけど、単に差別ではなかろうか。
でも、人類の身勝手な都合で培養人間や改造動物を生み出しておいて差別するのは、非常に悪趣味なことだと思うので、私はこのバイオ保守主義に関しては諸手を挙げて賛成はしないが、異議も唱えない。
とりあえず、地球を失ってから、バイオ保守主義全盛の木星に所属したため、私は遺伝子調整していないフラット義体を使っている。
本来の人間の肉体に近い仕様になっているし、生前の自分にそっくりのデザインで作ってあるので、自分が人間なのか、AIなのかを忘れずにいられるのがフラット義体の利点だ。
……でも、本当のところは、時々ネットサーフィンしている時に広告バナーで見かける新発売の二足歩行の兎型のポッドに興味津々だ。
これ、モッフモフしていてすごくかわいいんだよね。
どうせ義体を使うなら、今使っている「少佐」と呼ばれそうな生前の自分によく似た、鍛え上げられた肢体と引き締まった腰と豊満な胸の義体より、自分好みの義体を使いたい。
だけど、木星共和国の勢力下にあるうちは無理だろうなぁ……。
義体を変えれば好きな外見になれる時代になったとは言え、結局は社会的要因やら経済的要因やら心理的要因で、本当の意味で好きな外見になれるわけではない。
世間が言うほど、現代社会は21世紀の地球と大差ないではないか。
いやいや。まだ情報体のままの人達が数十億人もいるのだ。贅沢を言ってはだめだぞ、ジャータカ。


私が今、長い物思いにふけられたのは、ゲデルにあるVR戦闘訓練の施設にて、戦闘訓練を行うための順番待ちをしているからだ。準備完了を伝えてから待たされること45分。怒りにまかせて施設の設備を破壊せず、物思いにふける私は大人の対応ができている。
何はともあれ、ようやく訓練開始だ。
今日の訓練相手は、蜘蛛の形をした機械外殻(合成義体の一種)か。
蜘蛛の外見なら、かわいくないので攻撃するのに罪悪感がなくていい。
これで、赤ちゃん海豹型だったら、訓練相手を選んだ担当官を攻撃する。
さてと、戦闘訓練開始だから、戦闘に集中しないと。
蜘蛛型機械外殻の武器は、噛みつきだ。
修復できるとは言え、フラット義体に汚い損傷ができるから、あれだけは食らいたくない。
そう思ったのに、さっそく攻撃を食らった。
何これ、コント? と思うくらい、あっという間だった。
自己最速の速さで戦闘訓練が終わってしまった……と思ったら、なぜかまだ蜘蛛型機械外殻が行動を継続している!
どういうこと?
「ジャータカ、機械外殻に停止指令を出したけど、どう頑張っても2ターンの間は動きが止まらないの! それまで何とかしのいでちょうだい!」
同僚達に返事をする余裕もなく、私は蜘蛛型機械外殻と戦闘を続ける。
またも、噛みつきを食らってしまった!
このままだとまずいと思ったところで、2ターン目が来てくれて、蜘蛛型機械外殻の動きが停止してくれた。


「た……助かった」
「大丈夫、ジャータカ? 」
駆けつけた同僚達がナノバンデージで手当てをしてくれた。おかげで負傷が一個回復した。
まだ負傷が一個あるので全回復目指してヒーリング・バットを使いたかったのに、訓練施設側が蜘蛛型機械外殻の暴走に不具合がないのか点検が入ったせいで、しばらく使えなくなってしまった。残念。
でも、どうしてあの蜘蛛型機械外殻は暴走したんだろう?
もしかして、かわいくないので攻撃しても罪悪感がないとの私の思考をジャックして暴走した?
何だか気になるので、私も訓練施設の設備調査に協力させてもらおう。
私は自前の科学知識を活かして何が問題だったのか調べる。
〈学術:コンピュータ科学〉が一番得意なのに、なぜかそれだけ失敗して、〈ハードウェア:電子機器〉と〈プログラム〉で成功した。
偽の手がかりをつかまされたことより、得意分野で失敗した方がトラウマだ。
負傷とトラウマを抱えたまま、私は日常へ戻っていった。
すなわち、通常任務に就いたのだ。
国軍情報部の管制室で、反乱分子は潜伏していないか住民を見張るだけの、簡単なお仕事だ。
と思ったら、いきなり頭の奥がズキズキと痛んできた。
戦闘訓練で受けた損傷によって、義体に問題が起きたのかと一瞬思ったけれど、記憶の一部が金ヤスリでゴリゴリと削り取られているかのような嫌な感触がする。
いったい、何がどうなっているの……?
でも、今の私は監視任務中。
簡単な割に給料は悪くないし、同僚達はみんな気のいい人達で職場環境は抜群にいい。おまけに福利厚生も手厚い、ありがたい任務なんだ。きちんとこなさなければ、罰が当たる。
私はメッシュ通信をさらい、ダークウェブで交わされている情報を得ることにした。
【知性化種に市民権を与える法律可決を目指す市民運動】か。
これは反乱分子とは言わないので、放置しておこう。
それに、もうすぐ終業時間だ。
別に、ひいきしているわけではない。ただのお役所仕事的対応だから、合法だ。
すると、私の携帯型QE通信機に着信が来た。
終業間際に、いったい誰?


通信機に表示されている名前は、私の大々恩人のウェスト大尉だった。
彼は、木星共和国宇宙海軍に所属している。私が“大破壊”で死んだ時、わざわざ大脳皮質記録装置を回収してくれたのだ。
今の私がここにいるのは、ウェスト大尉のおかげ。
私はすぐに通信機に出た。
「ウェスト大尉、ジャータカです。どうなさったのですか?」
ウェスト大尉は、ゲデルに凶悪な犯罪者が入りこんだ情報をつかんだと言った。
そうか。そいつがいるかどうか、監視任務中の私に見つけてほしいんだな。
凶悪犯罪者は、とてつもなく厄介な奴だとウェスト大尉は言いながら、私の端末に画像を送ってきた。
「驚くなよ、ジャータカ」
「無理です。めっちゃ驚きますし、混乱しますわ」
大恩人に対する口のきき方として、我ながらひどいと思う。
でも、端末の画像に凶悪犯罪者として映し出されたその顔が、私の顔だったのだから口調が乱れるのも当然だ。
激しく混乱するさなか、私は精神の深淵から何かしらの真理を得たような思いがした。
「彼女は、裏社会では“ウロボロス”というコードネームで呼ばれる犯罪者だ。おまえと同じ顔をしているのは、元々はおまえの魂データから複写されたコピー、すなわちベータ分岐体にほかならないからだ」
「いきなりかっ飛ばしすぎです、ウェスト大尉! 自分は半分しか追いつけておりません!」
呆気に取られている私を後目に、ウェスト大尉はわかりやすく説明し直してくれた。
「簡単に言うとだな、ジャータカ。おまえの“大脳皮質記録装置”の保存状態がさほどよくなかったので、極秘技術で魂を完全再生させようとしている過程でできた分岐体の一つに、うっかりおまえの記憶の一部を持ち逃げされた。そいつが、ウロボロスなんだ」
「ウェスト大尉のうっかりが原因ですかい!?」
「そうとも言……」
不意に、通信が途絶える。
どう考えても不穏だ。
ここは自力で調査に乗り出すのみ! 


まず、どうしてウロボロスが私の記憶の一部を持ち逃げしたか、科学者のツテを頼って調べてみよう。
こうしてツテを駆使してかき集めた科学者達の話を総合・分析してみると、私の大脳皮質記録装置だけではなく、私の遺体まで回収されていることがわかった! 
つまり、脳そのものも回収されていたのだ。
バイオ保守主義者の特殊一派は、脳自体を摘出してバックアップするのが一番だと信じていたので、私は通常とは異なる手順で魂のアップロードが行われた。
ところで、この方法によるアップロードのデータから分岐体を作ると、ごくまれに一部の記憶がより強固な形で個々の分岐体へ受け継がれる弊害が発生するとのこと。
それで誕生したのが、ウロボロスだと、私は理解できた。
個人の主義主張は否定しないし、尊重するよ?
でも、私が死んでいるすきに、何を無断でやってくれているんだ! 
おかげで、とんでもないもう一人の自分が爆誕しちゃったよ! 
……何だか叩いたらもっとたくさん埃が出て深手を負いそうだから、傷が浅いうちに早いところもっと調べよう。
私は、私の大脳皮質記録装置を回収してくれたスカベンジャーの人達について調べることにした。
彼らなら、私の遺体発見時のくわしい状況を知っているかもしれない。
メッシュ経由で、私は「恩人」のスカベンジャーをつきとめた。
彼の名は、ヨン・タイペイ。傭兵も兼ねていて、今はたまたまゲデルに来ているそうだ。
アポを取りつけることができたのは、幸運だった。
さてと、次は自分から動く番だ。
終業時間になったことだし、ここはウロボロスの手がかりを求め、裏通りへいざ行かん!
裏通りに一歩足を踏み入れれば、そこは危険な世界。
鬼が出るか蛇が出るか……て、誘導ミサイルが出た!
こんなの直撃喰らったら死ぬわ!
何とか回避できたからいいけど、ウロボロスも私が探りを入れていることに気がついたと判断していいのかな?
ぐずぐずしていたら、とどめを刺される!
ここは、早いところヨン・タイペイとコンタクトしないと! 


ヨンと待ち合わせをしていた、もぐりの酒場に私は飛び込んだ。普段、任務で監視している場所に、客としてくるのは何とも皮肉なめぐりあわせだ。
「やあ。あんたが俺に連絡をよこしたジャータカ・ジャクソンだね」
「そういうあなたは、ヨン・タイペイね。その節はありがとう」
ヨンは、蛸型義体を着装している。バイオ保守主義の木星ではリスクが高いと思ったのか、軽微な遺伝子調整が施された生体義体であるスプライサー義体を再着装している。
そうか……私も傭兵に転職すれば、兎型義体に着装できるかも。
思考が横道にそれかけたところで、ヨンは蛸の吸盤で器用にグラスを傾けながら、私の遺体が回収された日のことを語ってくれた。
蛸型義体でも耳がとろけるような美声とは、彼のこだわりなのだろうか。
それはさておき、私の死因は、エクスサージェント・ウィルスなる生物にも無生物にも伝染して化け物へと変異させてしまう菌株だった。
化け物に変異しきる前に死んでしまった私を、ウェスト大尉とヨンは救出してくれたのだ。
「もしかして、一部の記憶がより強固な形になった記憶というのは、化け物に変異しつつ死にゆく理不尽な人生の終焉の迎え方をした私の怨念じみた思い? それが分岐体に引き継がれたということ?」
「そこまではわからねえが、鬼っ子も出来ちまったのは確かだな」
そこまで言うと、ヨンは酒場の入り口へ顎をしゃくる。
顎と言っても、蛸の口の部分なので、その仕草には愛嬌があった。
このトラブルが終わったら、勇気をもって兎型義体に交換しようかな。
私は、武装するヨンを見習い、武器を構える。
「食らえ!」
ヨンは、私に先立ち、間合いを無視して敵を打つ。
私も戦闘に加わるけど、さすが傭兵。蛸型義体だけど、ものすごく強い!
やがて、入り口の扉が激しい音を立てて破壊される。
破壊により、店内で舞い上がる埃の向こうには、人影があった。
その孤独なシルエットが動き出せば、それは紛れもなく「ヤツ」だと、私は直感した。


機械を操作したり、物陰から狙撃したりという抑えたヴァイオレンスがうずくたびに、一人闇を仰ぐことに飽きたのだろう。
「ヤツ」……うぅん、私にそっくりの見た目のウロボロスが酒場に乗り込んできた。
よく見たら、戦闘用のフューリー義体を着装していて、触手や棘が飛び出した、見るも恐ろしく爛れた外見になっている。
これ、あきらかに中二の夏休みに考えた「あたしのかんがえた最強の義体」そのもののデザインじゃん!
強固な自我を一番持っちゃいけない魂が分岐体として存在していることに、私は激しいストレスを受けた。
ウロボロスは、私を見つけると涙を流しながら何やら叫ぶけど、私だって別の意味で涙を流したいわ!
ウロボロスは、オリジナルである私に近づくため、私を食べて取り込むと言って、襲いかかって来た。
鞭のような触手から繰り出される攻撃は、一度でも受け身を失敗すると、中二病……ではなかった……エクスサージェント・ウイルスに罹患してしまう。そうなったら、早晩私は危険分子として存在を抹消される!
そんな運命、絶対にお断りだ!
決意を固めると、私はウロボロスを迎え撃ちにかかる。
「食わせろ! 食わせろ!」
ウロボロスは、何度も攻撃を仕掛けてくる。
「ウロボロスなら、自分の尾でも食らってなさい!」
私は、ウロボロスを倒した。
動かなくなったウロボロスを、私は無言のまま見つめた。
ウロボロスが陰日なたなく私を追いつめていた痕跡を、私は確認していた。
オンラインにもオフラインにも、私を陥れるための様々なトラップを用意していた。
監視する側の私が、監視されていたなんて。
しかも、ほかの誰でもない、私自身にだなんてね。
今世紀始まって以来の最低最悪のジョークだ。
私の頬に一筋の涙が伝い落ちる。
それは、脅威を慎重に取り除けた喜びの涙なのか、私でありながら私ではなかった者を悼む涙なのか、自分でもよくわからなかった。


通常任務、すなわち監視業務に戻った私の終業間際に、またも端末に通信が入ってきた。
見れば、ウェスト大尉からだった。
「ウェスト大尉、ご無事だったのですね! よかった!」
「先日はすまなかった。ところで、ウロボロスを排除してくれたそうだな。君ならウロボロスを見つけることができるとは思っていたが、戦闘までやってのけるとは驚かされたよ」
「無我夢中でしたからね」
「だが、調査・対応能力が抜群であることは紛れもない事実だ。ところで、この後時間はあいているかね? 食事でも一緒にどうだ?君が無事にウロボロスを倒して生還したお祝いとしておごろう」
「ありがとうございます、ウェスト大尉!」
こうして、私はウェスト大尉と待ち合わせているレストランへと足取り軽く向かった。
ウェスト大尉だけかと思ったら、同じ席にヨン・タイペイもいた。
「今夜は私の恩人フェスティバルですか? これはこちらも酒の一杯くらいはおごらねばバチが当たりますね」
私が席に着くと、ウェスト大尉は笑いながらこう切り出した。
「ヨン、ごらんのとおり、ジャータカは人材としてだけではなく、人柄もいいだろう? 」
「ああ。ファイアウォールの一員として、ぜひとも一緒に仕事をしたいタイプだ」
「ふぁ、ふぁいあうぉーる……?」
確か前に同僚達と雑談していた時に出てきた、都市伝説の一つだ。
その実態は、ある時は、世界の破壊を防ぐため、世界の平和を守るため、銀河を駆けて白い明日を待っていそうな謎の秘密結社。
またある時は五つ、またある時は一つ、実態を見せずに忍び寄る白い影のようなエージェント達が所属している秘密組織。
中二の夏休みに、私が書いた小説に登場する組織みたいなものが、都市伝説としてまことしやかに語られていることを、あの時は笑ったものだ。
「今まで秘密にしていて申しわけない。実は、私はファイアウォールの調整役(プロクシ)なんだ」
「俺は、ファイアウォールの前哨(センティネル)だ。最も、傭兵もスカベンジャーも本業だがな」
私の大々恩人二人は、笑顔で都市伝説の住民だと名乗る。
「ウロボロスが体現したような人類絶滅のリスクを取り除くために、君にもファイアウォールの一員になってほしいんだ」
ウェスト大尉に言われ、私の心は決まった。
「まずは契約内容の説明から教えて下さい、ウェスト大尉。ヨン。週給いくらです? 福利厚生はどのようなものがあります? 危険度はどれくらい? 現在の業務は継続しても大丈夫ですか? 兎型義体に着装できる任務はあります?」
ウェスト大尉とヨンは、顔を見合わせ、それから大いに笑った。
「この慎重さとちゃっかりぶり。ファイアーウォールにふさわしい人物だ!」
「ありがとうございます。では、最初の一杯は私のおごりですからね」
私も、笑った。
ワインが届く間、私は窓の外の夜景を見た。
地底都市だから、見えるのはイルミネーションばかり。
星一つ見えない味気ない景色だけが、空虚なまでに広がっている。
それでも、守りたい。
この景色の下で暮らす住民達を、私みたいな目に遭わせたくない。
私には、彼ら彼女らを守るチャンスを与えられたんだ。
逃す気はない。
「ファイアウォールへようこそ!」
ウェスト大尉とヨンの陽気な声を横顔で聞きながら、私は今日の夜景を心に焼きつけた。

【プロフィール】
齊藤飛鳥/羽生飛鳥
作家。
2010年、児童書『おコン草子』でデビュー。
2017年、『へなちょこ探偵24じ』で第33回うつのみや子ども賞受賞。
2018年、『屍実盛』で第15回ミステリーズ!新人賞受賞。
2021年、『蝶として死す』で第4回細谷正充賞受賞。
最近では「小説新潮 10月号」に『悪僧独尊謎解き善行』が掲載された。
児童文学作家としては齊藤飛鳥名義を、大人向け推理作家としては羽生飛鳥名義を使う。

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