「月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.203『エクリプス・フェイズ ソースブック サンワード』特集!」
文:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)
岡和田晃
毎月刊行される「Role&Roll」(アークライト/新紀元社)Vol.203は、いよいよ『エクリプス・フェイズ ソースブック サンワード』の刊行記念特集です。
「Role&Roll」Vol.92の「体験版『ヘリオンズ・エッグ』特集」、Vol.140の「1から始める『エクリプス・フェイズ』特集」に続く……なんと3回目の大特集となります。
すでに『サンワード』は新紀元社から発売されています(朱鷺田祐介監訳、岡和田晃・待兼音二郎・見田航介訳)。本特集では、その概要を紹介しつつ、単体でプレイ可能な簡易ルール&サンプル・キャラクター、1 on 1 やソロで遊べるシナリオの「月のクーリエ」、さらには多人数用シナリオ「金星応答あり」が収録され、追加データも多数盛り込まれています。
それだけではなく、アナログゲーム紹介コミック「スピタのコピタの!」(緑一色)でも、『サンワード』を紹介しています。
ソースブック『サンワード』発売の紹介に加えて、簡易ルールで遊べるソロ「月のクーリエ」&多人数用シナリオ「金星応答あり」を収録。これで広大な宇宙に足を踏み出そう!!
「月のクーリエ」は、微重力で飛行できるルナー・フライヤー義体を着装し、秘密裡に簡単な届け物をする途中で、大掛かりな事件に巻き込まれていくというシナリオ。
「金星応答あり」もまた、今号所収のサンプル・キャラクターであるリキッドシルバー義体の監察官、および三合会の鉄砲玉のサンプル・キャラクターですぐにプレイできます。加えて、「ナイトランド・クォータリー」Vol.6に収録されているケン・リュウの『エクリプス・フェイズ』小説、および同Vol.16に収められているアンドリュー・ペン・ロマインの『エクリプス・フェイズ』小説と、それぞれ連動する内容になっています。これらの小説は改訳されて、9月24日頃にアトリエサードから刊行される『再着装(リスリーヴ)の記憶 〈エクリプス・フェイズ〉アンソロジー』にも収められますので、そちらをご覧いただくのがよいでしょう。
もちろん小説を未読でもプレイできますが、知っているといっそう愉しめます。
「スピタのコピタの!」は、「金星応答あり」のリプレイですので、ゲームマスターはこれを先に読んでおけば、セッション運営のためのハードルがだいぶ下がるものと思います。
「Role&Roll」Vol.203と同時期に『サンワード』が出たことにより、SNSは騒然となりました。その模様を一部、紹介しておきます。