『月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.177「『エクリプス・フェイズ』シナリオ ミートハブ・トラブルズ」』

文:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)、岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)

 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)や、ボードゲーム、カードゲーム等のアナログゲーム(電源を使わないゲーム)を扱う月刊総合情報書籍です(2003年創刊)。
 毎号、プロとして活躍中のゲームデザイナーやライターにより、様々なゲームの紹介やサポートがなされています。「SF Prologue Wave」でも、「Role&Roll」掲載の『エクリプス・フェイズ』関連記事を、継続的に紹介して参りました。

 「Role&Roll」にはこれまで、『エクリプス・フェイズ』のルールブックを購入したはいいが、どう遊べばよいかわからない方のために入門用のシナリオが掲載されてきました。
 いずれも3時間程度の比較的短い時間で遊べる親切設計となっています。Vol.143~176掲載のシナリオも、すでにSF Prologue Waveで紹介済みですので、ご確認ください。

 今回ご紹介するのは、Vol.177掲載の「ミートハブ・トラブルズ」です。これはなんと、「SF Prologue Wave」掲載の「ミートハブ・マーダーズ あるいは、肉でいっぱいの宇宙(そら)」を複数用シナリオに改変したものです。
 ミートハブとは、実際に『エクリプス・フェイズ』の公式設定に出てくる、土星圏に浮かぶ全長1キロのベーコン製の宇宙コロニー。あまりにもバカバカしい(褒め言葉)設定に、「SF Prologue Wave」掲載の『エクリプス・フェイズ』小説では人気の高い逸品ですし、この設定を使って自分独自のシナリオを作る人もいるほどで、そういった作業の参考にもなるはずです。

 「SF Prologue Wave」の小説を読んだら、ぜひ、実際に『エクリプス・フェイズ』世界に飛び込んでみましょう!
 あなたのクリエイティヴィティが、さらに刺激されること、間違いありません。

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