「月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.206『エクリプス・フェイズ』シナリオ「火星の新選隊 あるいは、デューン 砂漠の記憶」岡和田晃

「月刊アナログゲーム情報書籍「Role & Roll」Vol.206『エクリプス・フェイズ』シナリオ「火星の新選隊 あるいは、デューン 砂漠の記憶」

文:朱鷺田祐介(スザク・ゲームズ)、監修:岡和田晃(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)、待兼音二郎(『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム)

 岡和田晃

 月刊アナログゲーム総合情報書籍「Role&Roll」(新紀元社)は、200号の大台を越えてなお、充実した内容でRPGをはじめとしたアナログゲームの第一線を紹介しています。

 「Role&Roll」(アークライト/新紀元社)Vol.206は、『エクリプス・フェイズ』の多人数用シナリオ「火星の新選隊 あるいは、デューン 砂漠の記憶」が掲載されています。
 火星のヴァレス新上海を舞台に、テロ抗争でばらまかれた麻薬の出どころを追いかけるという話で、新作映画『燃えよ剣』に『DUNE/デューン 砂の惑星』をイメージソースにしています。

 ヴァレス・新上海に吹き荒れるバルスーム尊王攘夷派の天誅の嵐。これに対抗するべく組織された武装警察の白兵戦部隊「新鮮抜部隊」。
 血で血を洗う新上海に、戦闘ドラッグの謎を追い、センティネルたちは飛び込んでいく。

 『エクリプス・フェイズ ソースブック サンワード』、『再着装(リスリーヴ)の記憶 〈エクリプス・フェイズ〉アンソロジー』と、新作が立て続けに出、盛り上がりを見せました。
 『サンワード』は「図書新聞」2022年1月15日号で高橋志行さんの書評が出ました。

 『再着装の記憶』は1月29日号では門倉直人さん、「THATTA」404号では大野万紀さん、「本の雑誌」2021年12月号では大森望さん、「紙魚の手帖」Vol.2では渡邊利道さんの書評が出ています。
 また『SFが読みたい! 2022年版』でもランクインし、「おすすめアンソロジー目録」でもご紹介いただきました。

 「SF Prologue Wave」では、齊藤(羽生)飛鳥さんのリプレイ連載が始まっており、ますます盛り上がる『エクリプス・フェイズ』。2022年も引き続き、よろしくお願いいたします!