「百夜・百鬼夜行帖87 白い影(下)」平谷美樹


 森に入った左吉と文七。木々の向こうに光っていたのは全身を灰色の鱗で覆った巨大な象だった。この象は、彼らに何を訴えているのか?

 百夜に修行を命じられた左吉と文七。勇気を振り絞って森に入るが、青白い光に包まれて「唇のお化け」や全身を灰色の鱗で包んだ身の丈21メートルもある「巨大な象」が次々と現れる。果たして、これは何の化身なのか? 彼らはカミアガリを成し遂げられるだろうか。

 盲目の美少女修法師・百夜が活躍する人気シリーズ第87話。

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