書名:『小松左京さんと日本沈没 秘書物語』
著者:乙部順子
単行本(ソフトカバー): 218ページ
出版社: 産経新聞出版 (2016/11/10)
ISBN-10: 4819112937
ISBN-13: 978-4819112932
発売日: 2016/11/10
「内容紹介」
小松さんは
日本列島に恋していた!
没後5年、日本SF界の巨匠が最後に残したのは希望のメッセージ。
34年にわたり、ともに仕事をした女性秘書が初めて語る人間・小松左京
【主な内容】
■宇宙へ旅立った「私のボス」―はじめに
■第1章 日本列島に恋していた
■第2章 未来を見通す「前向き思考」
■第3章 お酒と冗談が生みだした「知」
■第4章 人間でいることのおもしろさ
■第5章 最後まで「人間を信じたい」
未来を、人間をあきらめなかった人
《「小松左京」という一人の人格を通して、私は現代史を見、昭和の大きな知性のありようを生々しく見ることができた。その知力は非凡ではあっても、人間としては実に人間くさくて、そこがかえって魅力的だった。人類史、いや宇宙史レベルで物事をとらえることのできた知性は、人間の愚かさ、醜さ、おぞましさも含めて愛することができる大きな存在だった。そして未来をあきらめていなかった。人間をあきらめていなかった。》(本書より)
乙部順子既刊
『小松左京さんと日本沈没
秘書物語』