* 書籍名:『映画探偵 失われた戦前日本映画を捜して』
* 著者:高槻真樹
* 出版社:河出書房新社
* 発売日:2015年12月1日
* 判型/ページ数:四六判/272ページ
* 価格:本体2500円+税
* ISBNコード:978-4-309-27660-1
【作品説明】
戦前に作られた日本映画は10%しか残っていない! だが映画は複製芸術。どこかに残されているかもしれないフィルムを求めて、探し歩く人々がいる。そんな「映画探偵」たちの世界を描いた初めてのドキュメント。国立・公立の機関はもちろんのこと、私設のアーカイブや大学研究者、さらには活動弁士やコレクターまで……。
映画はどのようにして探し出され、どのようにしてタイトルを特定され、どのように修復されるのか。その過程のすべてに魅力的な「謎」と「謎解き」が存在する。発見される映画は名作だけではないが、長い時を経て再び日の目を見た怪作群が逆に驚きを呼ぶ。8分間で超高速で語られる皿屋敷怪談「播州皿屋敷」や、蛸壺を逃げ出し一路海を目指すタコの逃避行を描いた「海魔陸を行く」は、SFファンの関心を引かずにおかないだろう。
【関連上映会】
http://www.laputa-jp.com/laputa/program/eigatantei/
高槻真樹既刊
『映画探偵
失われた戦前日本映画を捜して』