このほどBIGLOBEパブリッシング・SF作家の書店「PlanetariArt」にて、「ゴミ九十九神」シリーズが始まります。
http://publish.biglobe.ne.jp/planetariart/
NEC・BIGLOBEのプレリルームでも紹介されています。
http://www.biglobe.co.jp/pressroom/info/2011/12/22c
第一弾は「ジャンク・ジャンキー・ジャンクション」片理誠著、「ヒア・アイ・アム」伊野隆之著、「眼差し」八杉将司著の三作品がリリース。
作者コメント:
・片理誠
最初にキャラクターたちの絵を見た時に閃いたのは「これは九十九神だ」ということでした。九十九神は百鬼夜行のイメージと重なって一般には妖怪の印象が強いかと思いますが、実際には様々な器物に霊が宿ったものでして、一種の「妖精」なんだと私は思っています。本企画のキャラクターたちの絵が持つ「パッと見は不気味なんだけど、よく見ると結構可愛らしい」という絶妙なバランスが、きっと私の中の妖精のイメージとピッタリ合致したのでしょう。大変に面白い刺激を受けることができました。
拙作『ジャンク・ジャンキー・ジャンクション』はそんなわけで、「捨てられた妖精」たちのフェアリーテール、というコンセプトで書いてみました。キャラクターの魅力もあって、一風変わった作品に仕上がったのではないかと自負しております。皆様にお楽しみ頂ければ幸いです。
・伊野隆之
闇の中で目覚めた俺…二つの口とカエルのような体で、俺は自分がなすべきことを探した。
どんなものにも、使命がある。
俺はここにいる(ヒア・アイ・アム)。
道端のゴミの切ないストーリー。
・八杉将司
割とSFっぽい話を書くことが多いのですが、これにSF色はありません。(少なくとも表面的には)若いチンピラ用心棒が主人公で、ヤクザが出たり、ヤクザの愛人が出たり、でもって殴ったり、蹴ったりする話です。今回の「ゴミ九十九神」シリーズの中では激しく場違いな方向に突き進んでますが……いいのだろうか……。書くほうは楽しいのでいいけど。(笑)
片理誠プロフィール
伊野隆之プロフィール
八杉将司プロフィール