「破滅の王」上田早夕里

書名:『破滅の王』
著者:上田早夕里
出版社:双葉社
発売日:2017年11月24日
判型:四六判
ISBN:978-4-575-24066-5
定価:1700円(税別)
   ※電子版も後日発売予定

 戦前、上海租界に実在した「上海自然科学研究所」に勤務していた日本人研究者たちが、日中戦争に巻き込まれていく途上で、どのような選択をし、現実と向き合っていったのかを、史実と虚構を交えながら描いた長編小説です。

 ノンジャンルの作品ですが、昨年発刊したSF短編集『夢みる葦笛』(光文社)に収録されている短編SF「上海フランス租界祁斉路三二〇号」と同じ時代を描いている(1931年~1945年まで。今回は日本の敗戦までを扱っています)ので、こちらでも紹介させて頂くことにしました。

 作品のあらすじは、双葉社さまのサイトに記載されています。
  株式会社双葉社 | 破滅の王(ハメツノオウ)
 手にとって頂く機会があれば、幸いです。

上田早夕里プロフィール


上田早夕里既刊
『破滅の王』