ヤマノ コウイチ

山野浩一(やまの・こういち)

 1939年大阪生まれ。関西学院大学在学中の1960年に映画「デルタ」を監督。1964年に戯曲「受付の靴下」と小説「X電車で行こう」でデビュー。「日本読書新聞」のSF時評をはじめ、SF評論の仕事も多数ある。1970年に「NW-SF」誌を立ち上げ、日本にニューウェーヴSFを本格的に紹介。1978年からサンリオSF文庫の監修をつとめる。また、競馬評論の仕事も多数ある。近年の仕事に、『山野浩一傑作選Ⅰ 鳥はいまどこを飛ぶか』、『山野浩一傑作選Ⅱ 殺人者の空』(いずれも創元SF文庫)、『リスクの誘惑』(共著、慶應義塾大学出版会)、「地獄八景」(『NOVA10』河出文庫)、『J・G・バラード短編全集3』解説(東京創元社)ほか。