「つくもの厄介11 嘉暮れ里(かくれざと)」青木和


 江戸・某所に忽然と現れた高楼。土笛を吹くと謎の屋根舟が迎えに来る。絵師・豊四郎とその兄を巻き込んだ不思議の正体と顛末は?

 御徒衆・緒方三郎の様変わりした様子を心配した、佐野孝二郎は緒方家の者たちに袋叩きにされた。幻のごとく現れた高楼。土笛を吹くと迎えに来る屋根船。妖の仕業か、狐狸の仕業か? 兄の変事に巻き込まれる絵師・豊志と南町奉行所・人化け担当同心、蒔田要人のコンビが見た正体は?

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