「月刊アナログゲーム情報誌「Role & Roll」Vol.103掲載「『エクリプス・フェイズ』エントリー・ミッション08 装甲任務:偶像警護」

文:朱鷺田祐介 協力:『エクリプス・フェイズ』翻訳チーム

 岡和田晃

 「Role & Roll」(アークライト/新紀元社)は、会話型ロールプレイングゲーム(TRPG)やボードゲームの記事を中心に扱ったアナログゲーム(電源を使わないゲーム)の月刊情報誌です。毎号さまざまなタイトルが紹介&サポートされていますが、今回紹介する「Role & Roll」Vol.103には『エクリプス・フェイズ』の「エントリー・ミッション」第8回、『装甲任務:偶像警護』が掲載されています。

 「エントリー・ミッション」とは、『エクリプス・フェイズ』世界の入門、あるいはゲーム・ファンへ向けたSF入門を目指した記事です。有名なSF小説やSF映画を題材にすぐに遊べる『エクリプス・フェイズ』の短篇シナリオを掲載していきます。特別付録として、ルールブックやサプリメント(追加設定資料集)から、サンプル・キャラクターを抜粋して翻訳・紹介しています。

 今回の「エントリー・ミッション」は、『機龍警察 自爆条項』で2012年に第33回日本SF大賞を受賞したばかりの、月村了衛『機龍警察』へのオマージュとなっています。大型パワードスーツ「機甲兵装」が実用化された近未来の日本を舞台とし、「機甲兵装」によるテロリズムに対抗するため、警視庁特捜部SIPDは最新兵器「機龍兵」(ドラグーン)を導入した……というのが『機龍警察』の重要な背景設定となっていますが、こうしたパワードスーツが活躍する戦闘を表現するために、「パワード・エクソスケルトン」(強化外骨格)のルールを紹介・導入し、迫力ある戦闘を体感できるようになっています。

 シナリオ内容としては、火星最大の都市ヴァレス=新上海にて、歌姫ラフィーニャ・ミラを警護するというもの。「超銀河アイドル」のキャッチフレーズを有する彼女は、太陽系外コロニーでのツアーに向かう予定となっているのですが、その背後には、巨大な陰謀が待っていたのでした……。この歌姫ミラのデータとして使用されるのが、今回のサンプル・キャラクターである「オリガルヒ」。
 幼生外見義体「ネオテニック」に身を包んだエリート階級のキャラクターで、映画『スターウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』に登場する、ナタリー・ポートマン演じるアミダラ姫のようなヒロインにはぴったりのサンプル・キャラクターです。シナリオの華となる重要な役どころの人物には、ぜひこの「オリガルヒ」の設定を活用してください!

 「SF Prologue Wave」の小説を読んだら、ぜひ、実際に『エクリプス・フェイズ』世界に飛び込んでみましょう。きっと、あなたのクリエイティヴィティが、さらに刺激されること請け合いです。


※本シナリオにおいては、ロールプレイングゲームそのものの基本的な考え方については説明がなされていません。お手数ですが各種入門書やWebサイト等をご覧のうえ、ご参照いただけましたら幸いです。
 「Role&Roll Station」では『エクリプス・フェイズ』体験会が開催されています。参加費用は無料、SF初心者の方もゲーム初心者の方も、イチから丁寧にレクチャーいたしますので、ぜひご参加ください。

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